遼君がやってくれました。東日本大震災へすごい応援です。 2011年3月30日水曜日 13:40

 このところ東日本大震災へのゴルフ界からの対応が遅い、という批判があちこちから上がっていました。実際日本ツアー機構などは検討中、という見解で具体的には何も支援内容など出てきませんでした。被災地の高校出身の女子プロの有村智恵選手だけが今年獲得した賞金を支援するという報道がありましたが、それ以外は他のスポーツ選手のような動きは見えませんでした。先日のジャンボ尾崎選手が、船橋で募金活動して、ゴルフ界の対応が遅いなどというコメントをしていました。
 しかしゴルフ界も黙ってはいません。ついに我らが石川遼君が米国からすごい発表をしてくれました。今年トーナメンントで獲得する賞金をすべて支援に回す、というものです。これは大変な支援だと思います。三平ももろ手を挙げて賛同したいと思います。よくやったと思います。彼なら2億円ぐらいになるでしょうか。金額ではなく、この全額寄付という行為そのものに元気が見えます。彼自身もこの賞金を稼ぐために一生懸命のプレーになるでしょうし、被災地の皆さんにも励みにもなります。
 これでやっとゴルフ界も評価されるのではないでしょうか?遼君ガンバレ!

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マスターズ出場の松山選手!震災に負けず堂々と闘ってきてください! 2011年3月28日月曜日 15:04

 いよいよマスターズが近づいてきました。被災地の皆さんはそれどころではない状況だと思いますが、でもタイガー・ウッズを始め世界のゴルファー達も復興支援を表明しています。しっかりと元気を被災地に送ってくれています。
 そんな中、日本のアマチュアで始めてマスターズに出場する松山選手に、出場を控えろ、というメールが届いたそうです。仙台の被災者のことを考えると、行っていいのか?ということなのでしょう。そう言いたい気持ちもわかります。でも仙台に住む人達の真の発言でしょうか?実際被災地の皆さんも、大変な境遇と闘っています。そんな方々を放っておいて出かけるのか?ということなのでしょうが、でも三平はマスターズにはきちんと出場し、世界の檜舞台で、仙台の被災の模様を報告し、そして日本のアマチュア代表として思いっきりプレーし、日本は負けないぞ、と世界へアピールすることも大事だと思います。
 このまま沈んだ気持ちでいても、何も解決できません。元気を出し、復興へ向け、被災者の皆さんに勇気づける、ということも非常に大事なことだと思います。
 東北高校は、甲子園選抜大会に出場し、負けはしましたが立派にプレーをしました。テレビで現地の被災者も一生懸命応援していましたし、全国の高校野球ファンの皆さん、球場に駆け付けた人達、みんな応援していたと思います。東北高校ナインも立派に元気をアピールしたと思います。
 我がゴルファーも負けじと頑張ってほしいと思います。石川遼選手、池田勇太選手も世界の檜舞台でしっかりとアピールし、日本人魂を見せてほしいと思います。それがどれだけ被災者の人達を勇気づけてくれることか。ドバイの競馬のグランプリでは、日本の馬が1位、2位独占しました。フランス人の騎手が、涙ながらに日本の馬がやったぞ、被災者の皆さんガンバレ、とコメントしていました。馬に負けず世界で活躍するゴルファーにも頑張ってほしいと思います。ガンバレ日本!

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有村智恵の震災支援は価値ある支援 2011年3月25日金曜日 17:36

 今年の米国LPGAツアーのHSBCチャンピオンズで2位に入った有村智恵選手が、早速その賞金を東日本大震災の支援に寄付しました。日本ツアーの初戦、ダイキンオーキッドレディースの賞金も合わせて1200万円、これは非常に価値のあるものです。東北高校出身ということもあり、3年間過ごした仙台の惨状を見て、ひどく心を痛めていたようです。
 この彼女の支援がどれだけ価値があるかというと、同じ東北高校出身のプロ野球のダルビッシュ選手は5千万円寄付しましたが、これも非常に価値のある支援です。しかし有村選手らプロゴルファーの場合は、試合に出場しても賞金を獲得できるかどうかわからないのです。ダルビッシュ選手の場合は、既に契約済みで、確実に獲得している金額です。しかしプロゴルファーの場合は、試合に出ても予選を通過しないと賞金はもらえません。もし予選落ちとなった場合は、逆の交通費や宿泊代、食事代などの経費が逆に持ち出しなのです。地震の影響で試合が中止となっている現状、賞金を獲得する機会も日本国内にはないのです。そんな中の支援ですから、これは非常に価値があり、今年獲得した賞金をすべて寄付というのは、同じゴルフ界にいる三平でさえ、頭が下がるほど感謝するとともに、賞賛されていい行為だと思います。すごいゴルファーですね。
 4月に開催される米国LPGAツアーのメジャー初戦・クラフトナビスコ選手権に出場するため渡米したようですが、是非米国でも頑張ってほしい、と思います。米国のゴルフファンもみんな有村を応援するのではないでしょうか?

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大地震被害復興支援 2011年3月15日火曜日 13:01

 大変な大地震に見舞われた東北関東地区の皆さんには、重ねがさねお見舞い申し上げます。
我がゴルフ界でも復興支援の義援金募集を始めているゴルフコースが増えています。早速始めたのが三重県の津カントリー俱楽部。理事長の小池氏によれば、「早速10万円集まりました、引き続き物資などを送ることも準備したいです。」ということでした。
 また関西でも、滋賀県の紫香楽国際カントリークラブが義援金を募集始めました。神戸大震災の時に被災に合った方も多く存在する関西では、「こういう時に恩返ししたい。」という方からの問い合わせも多いようです。
 このような義援金支援の輪が、ゴルフ場自ら中心になって始めることに意義があります。ゴルフ場はコミュニティーを目指すべき、と常日頃考えている三平も、大いにお勧めしたいところです。直接現地に行くこともかなわず、手助けもできずにテレビを見ることしかできない多くの皆さんが、身近でできることから支援を始めること、ということも大切だと思います。
 いずれにしても力強い復興支援をゴルフ場が中心になって始め、被災地域の一日でも早い復興を願ってやみません。

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こころよりお悔やみ申し上げます 2011年3月14日月曜日 11:30

 東北関東大地震に際しまして、ボギー三平心より哀悼の意を表したいと思います。大自然の最大限の脅威だったと思います。我々に残されたことは、いかに被害を最小限にとどめ、お互いに協力し合い、助け合いの精神をどのように発揮するかにあると思います。
 実は三平自身仙台出身なのです。親族、友人が大勢おります。連絡が思うようにつかず、心配しております。震災から2日後にやっと何人かは連絡が付いたのですが、テレビで津波の被害のひどい状況が映されていた名取にいる友人とは連絡が付きません。非常に心配です。
 ゴルフ界としては、むやみにゴルフイベントを中止するのではなく、被災地域以外の地域でのゴルフ場では、義援金などの企画も考えて、復興支援に寄与していく必要があるのではないかと思います。また被災地域では、ゴルフ場には広いお風呂がありますから、お風呂を近隣の皆さんに提供するなど、貢献してほしいものだと思います。

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トーナメント出場規定に思う 2011年3月9日水曜日 11:02

 今年もやっと待ちに待った日本のトーナメントがスタートしました。まず女子プロトーナメントからですが、いきなり韓国勢が優勝しました。期待の宮里藍は、既に米国ツアーが始まっていますので、その転戦の疲れか、残念ながら予選落ちでした。
 今年は、日本女子プロ勢の米国ツアーでの活躍が期待されますが、一方、日本国内トーナメントはどうなるのでしょうか?という質問をよくいただきます。
 その理由は、先日新LPGA会長に就任した小林浩美会長が発表した出場規定の件にあります。海外の選手の出場規定を厳しくしたのです。既に海外で活躍している選手への出場規定優遇をやめ、新人の出場規定と同じように、クリアしなければいけない予選会の数を増やしたのです。さらに日本における出場義務試合数も増やしました。海外にいる日本人選手も当然この規定に抵触しますので、日本に戻る機会が増えることになります。これでスケジュールの都合で、日本の試合に出れなくなる外国人選手が増えることを期待したものです。
 少しでも日本人プロが出やすく、または優勝できるチャンスを増えることを暗に意図したものだと思います。しかしこれは今後、いい方向に向かうでしょうか?
 実際米国では、韓国勢が圧倒的に強くなり、米国のゴルフファンの動向を見てとったトーナメントスポンサーが撤退している事実はあるようです。日本も20年ほど前でしょうか、台湾勢が圧倒的に強い時代があり、スポンサーが減った時代がありました。でもその際でも、当時のLPGAの幹部は厳しい規制はしなかったと思います。そしてその後宮里藍が出現し、女子プロ人気が復活したのです。米国男子も同様でした。経済も良くなかった時代背景もあり、トーナメントスポンサーが減っていた時に、タイガー・ウッズが出現して、米国の危機を救ったのです。タイガーは、米国だけでなく、世界のゴルフ人気沸騰の寵児になったことは、皆さん記憶に新しいことでしょう。
 三平はここで思うのです。小林会長自身、米国に外国人として参戦していた事実があると思います。米国の開かれた出場規定の恩恵を受けて活躍していたと思います。ですからこの新しい規定の影響が一番彼女が理解しているのではないでしょうか?
 それならやることは別にあるような気がします。つまり新しいスター誕生の育成です。日本が世界に誇るゴルファーをいかに育てるか、。これをしっかりやってほしいと思います。韓国勢が強いのは、その育成に対する姿勢がしっかりしているからです。 
 三平もたまにはこういう提言をすることもありますので、よろしくお願いいたします。

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ついに出たタイガーを題材にした風刺英会話 2011年3月4日金曜日 17:00

 トーナメントでなかなか上位に浮上して来ないタイガー・ウッズのゴルフに、三平もイライラしています。
実力はあるのは誰も疑うところがないわけですから、後は精神的なものでしょう。あちこちでタイガーのことを聞かれるたびにこんなことを話すのですが、どうもいけませんね。
 ショックだったのは、先日ある雑誌に、英会話のコーナーがあったのですが、そこの英文の例題に、タイガーの態度を風刺する熟語が紹介されていたのです。つまり先日のトーナメントで、唾を吐き続けたことに対する風刺の英熟語だったのです。「成績がよくなるように日頃の態度から改めて、出直したほうがいいのではないですか?タイガー君」という文章で、この中の「出直し」という熟語を教えるのがテーマでした。
 確かに彼のマナーは決して褒められたものではありません。デビュー当時からマナーについては問題視されていました。パターが入らない時は、パターを投げつけるのは日常茶飯事、フォーレターワードを吐き、唾もはく。毎年米国PGAツアーからマナーが悪いことで、罰金が科せられていました。その額100万ドルにもなった年が何年もあったのです。日本のPGAと違って、米国のPGAは、こういったマナーに対する処罰は厳しく行われています。その額100万ドルというのはとてつもない額です。しかし彼の活躍がそれを支払ってもあまりあるものだったため、あまり報道はされませんでしたが、一旦世の中の風説がアゲインストになると、たたみかけるように批判の嵐になります。タイガーもこの英会話の熟語の題材にされるまでになってしまった、ということです。この例文には三平もショックでした。
 これに勝つには、トーナメントで優勝し、誰からも尊敬されるゴルファーにならないとだめでしょう。時間がかかってもしょうがないと思います。とにかく頑張ってほしいと願う三平です。

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