世界デフゴルフ選手権が、世界デフゴルフ連盟からニュースとして世界に発信されました。 2013年1月30日水曜日 10:43



昨年10月に開催された、世界デフゴルフ選手権について、世界デフゴルフ連盟のニュースレターに記事として紹介されていましたので、下記のようにご紹介します。

ボギー三平にとっては懐かしい思い出の大会となりました。







2012 世界デフゴルフ選手権大会は成功に終わる!




13カ国からの92選手に, ボランティア400名、そして津カントリー倶楽部が最大の成功要素である。







2012 世界デフゴルフ選手権大会は次のようにすべてが揃っていた;素晴らしいゴルフコースに、素晴らしい気候に、 素晴らしい選手たちや専門的にイベントの運営ができることに尽きるのではないでしょうか?







今回の世界デフゴルフ選手権大会は日本の三重県にある津カントリー倶楽部で行われました。 そのゴルフコースは津市の南部の山々に囲まれた本当に美しいコースでした。




もし、選手が一瞬でも集中を切らした場合、打つのは難しい!いくつかのホールのフェアフェイは両側に下方傾斜しており、選手はトラブルに巻き込まれないように常にフェアフェイの真ん中にボールを落とす必要がありました。







2012年世界デフゴルフ選手権大会の全選手92名という数字は世界デフゴルフ連盟が新たにすべてのカテゴリーのハンディキャップを下げた割にはいい数字です。選手たちをそのハンディキャップに近いレベルに持っていき、選手権の質を高めるために必要なことでした。







オーストラリアからの若いルーキーのジャック・マクロード選手は初日から男子トーナメントを支配し、準優勝のデンマークのハンス・イグガードに13打差のトータル290で優勝しました。ジャック選手は16歳で、この大会のエントリー締め切りの2ヶ月前にオーストラリアデフゴルフ協会に発掘されました! 他のオーストラリア選手、ジャック・ベスリーが305で3位となりました。







オーストラリア男子チームは1249で団体優勝しました。2位争いはスウェーデンチーム1290でトータル1300のデンマークチームに勝ちました。







他にもルーキーのオランダのレオニー・ワーリンガ選手が女子トーナメントを制しました。 彼女の父がキャディを務め、若いオランダ女子選手が素晴らしいゴルフで4日間通して331ショットのみで収めました。 アメリカ選手のメリッサ・ストックトンは352で準優勝、3位は日本の浅香幸江選手が369でした。







レオニー・ワーリンガ選手が年末にオランダのナショナルスポーツ祭に招待されたと聞いてとても喜ばしいことです。私たちからもお祝いを申し上げます。おめでとう!




女子団体は、アメリカがトータル730で優勝しました。準優勝は754でオーストラリア、3位は794で日本でした。







シニアの部、個人はカナダのケニス・ホフマン選手が330ストロークで2連覇を達成しました。2位、3位は日本の渡辺昭男選手と大石淳選手が333と339とそれぞれ続きました。




シニア団体は、今回の大会で初めて開催され、WDGFのシメオン・ハート理事が寄贈したトロフィーを日本チームが670で初代い優勝となりました。準優勝はカナダで673、3位はアメリカで683でした。




2012年世界デフゴルフ選手権の実行委員







世界デフゴルフ選手権大会の準備は2008年パースでの選挙で日本が開催国に選ばれた瞬間から始まりました。キャビン・バルハリー氏とアーネ・ルンドクイスト両氏は津カントリー倶楽部小池理事長から、ゴルフコースの視察に日本へ招待されました。この調査については、いくつかのマイナーな修正をチェックする上でも重要でした。例えばウォーターハザードのマーキングは白杭から赤と黄色に変更されました。







日本デフゴルフ協会がこの大会の主催となり、世界デフゴルフ選手権大会は、三品智加良氏の指揮によって運営されました。覚書はそれぞれの権利と義務が明記された世界デフゴルフ連盟と日本デフゴルフ協会の間で締結されました。







世界デフゴルフ連盟理事は、日本の実行委員と連携が非常にやりやすかったようでした。 雰囲気は、運営上、影響を与える問題が発生してもプラス思考で常に穏やか解決できました。







日本の実行委員は、津カントリー倶楽部からバスで30分で行けるココパリゾートを大会宿泊施設として選びました。ホテルからゴルフコース間の交通はとても整備され、選手たちはクラブハウスでゴルフバッグを収納することができたので問題が発生することはありませんでした。また各選手はロッカールームで各自のロッカーを持つことも出来ました。







大会が始まる前に日本の実行委員と世界デフゴルフ連盟理事は2012世界デフゴルフ選手権大会の成功を祈るために神聖な伊勢神宮へ訪れました。大会全日素晴らしい気候に恵まれたのはきっと神様が私たちの願いを聞き届けてくれたからでしょう!







私たちはゴルフコースでの多くのボランティアに感銘を受けました。各ホールは2組のフォーキャディーがボールを探すのを手伝い、ほぼすべての選手グループはゴルフカートに乗っているサポーターによって進めることが出来ました。







世界デフゴルフ連盟は小池建夫氏、小島しおり女史、三品智加良氏、袖山由美女史、競技委員、ボランティア達、そして世界デフゴルフ選手権大会運営に関わった全ての人たちにこのように2012年世界デフゴルフ選手権大会が成功したことに感謝申し上げます。












左上:オープンセレモニーの前に伊勢神宮参拝             右上:ランダムな集合写真




 




左上: ここ話リゾートのフォニックスホテルからの眺め。 選手達や関係者は左側にある丸い背の高いアザリアホテルに宿泊しました。









2012世界デフゴルフ連盟理事(欠席:シメオン・ハート)




          




ジャック・マクラウド選手:2012一般男子個人優勝       レオニー・ワーリンガ選手: 2012一般女子個人優勝




写真提供: Jens Luckenbach                      写真提供: Jens Luckenbach










左下 :南アフリカ代表が自己紹介.                     右下: ダレル・ホービネン(アメリカ)が2014世界デフ選手権大会のプレゼン




    







アンチ・ドーピング規則 - ICSD




国際デフスポーツ委員会(ICSD)は全てのデフ世界選手権でドーピングテストをすべきであると要求しています。 ICSDの要件を満たす為に2012世界デフゴルフ選手権大会直後に選ばれた選手たちが試験を受けました。







世界アンチ・ドーピング機構(WADA)による禁止リストを見て注意して欲しい、また選手が医療目的のために使用しているかどうか確認してください。物質が禁止リストにある場合は彼または彼女は、治療目的使用の適用措置(TUE)を頼むことができます。














良い 休日を!!




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