偉大なプレーヤの名言レッスンコーナー その65 2013年4月9日火曜日 18:32

『出場したからには、舌を噛み切っても口実や言い訳は唇にのせてくれたもうな。』
                                 赤星六郎(1898~1944)
戦前、米国留学し、そこで覚えたゴルフを帰国後日本に広め、ゴルフ界興隆の魁となった人です。日本オープンも創設し、第1回大会は自身が優勝しています。宮本留吉らプロも育てました。その六郎がいちばん忌み嫌ったのがアリバイ(口実)、エクスキューズ(言い訳)です。「日本人は病人ばかりなのか」と皮肉ったくらい、試合では「風邪ひいた」とか「仕事が忙しい」とか自分の不成績に対し、言い訳ばかりする者が多かったのでしょう。「たとえ体が不調でも、いかなる事情があるにせよ、ひとたび試合に出たらベストをつくし、勝っておごらず、負けて恥じず、虚心坦懐、一切の弁解をしない者こそ、真のスポーツマンシップといえよう」と喝破しました。三平も含めて、ゴルファーのみなさん、これらの「言葉」、虚心坦懐に聞きましょう。