偉大なプレーヤーの名言レッスンコーナーその16 2010年12月20日月曜日 14:56

『上手くなる人はパターでスイングを作り、いつまでも下手な人はドラーバーでスイングを作ろうとする』
 小針春芳(1921~)
 小針春芳プロは、日本オープンなど日本のメジャー9勝という往年の名選手です。栃木県に生まれ育ち、16歳でプロになり、名門那須ゴルフ俱楽部に入ってから一度も那須を離れていません。ただ一度兵役で激戦地のニューギニアに赴任、400人いた部隊で、生き残ったのが13人だったというこれ以上ない、という過酷な戦場での体験をしています。そんな体験に比べればゴルフの猛練習など屁でもない、というご仁です。
 いつも研究熱心で、クリークの名手としても有名です。そんな名人の口癖が冒頭の言葉です。
「パターの振りの延長線が大きなショットのスイングを作るのじゃ。それを大きなドライバーの振りから作ろうとするからおろそかなスイングになってしまうんじゃな。細かな積み重ねが何より大事なんじゃよ」
 はい、ボギー三平も心がけますです。

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