賞金王争いが最終章に!今週の優勝者の影が薄い。 2010年11月29日月曜日 14:54

 カシオワールドというビッグトーナメントの優勝者の影が薄かったですね。ゴルファンの念頭には、今年の賞金王が誰になるか、ということしか話題がないような感じでした。新聞報道なども賞金王争いをしているキムキョンテ、石川遼、池田勇太の3人だけに絞られているという記事ばかり。今週の日本シリーズで、この3人の中で誰が優勝して、誰が何位だったらどうなるか、という分析ばかりです。せっかく松村選手が、プレーオフの末大逆転優勝しても影が薄くなっていました。東北福祉大出身の池田勇太の活躍を尻目に、ライバル校の日大出身の松村選手が、池田に勝つことだけを考えてプレーしたと言います。それで勝ってしまったのです。
 しかし池田の優勝や石川遼の優勝の目が無くなると、解説者のトーンも心なしかダウンしていました。あれだけアイアンの切れが良かった池田が突然ぶれ始めたのが原因です。石川遼もドライバーがぶれると、上位に行けない、という流れは早く修正しないと、来年のマスターズも苦戦します。池田もあきらめるのが早い。どちらもこの流れを持続するようにするのは、やはりパッティングではないでしょうか?ショットがぶれてもパットを大事にして、スコアが乱れないようにしてほしいです。過去2週のトーナメントも、パーを拾って行って、バーディーが出るまで我慢のゴルフができたからだと思います。
 やはりゴルフは心のスポーツですし、自分との戦いのスポーツだということを改めて認識してほしいですね。
 

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