英国ウイリアム王子婚約に思うセントアンドリュース 2010年11月23日火曜日 17:18

 英国のウイリアム王子が先日婚約を発表しました。ダイアナ王妃の形見の指輪を婚約の証にプレゼントするという感動的なシーンがありました。三平は、このお二人共がセントアンドリュース大学に学んでいらっしゃった、と聞いて、なんとも言えない親近感を感じました。三平が親近感とは、不謹慎かもしれませんが、ゴルフの世界にいるとセントアンドリュースという地は、ゴルフの聖地でもあり、ここのことなら何でも知っていなければいけない、という使命感のようなものがありました。
 と言いますのも、三平が毎年セントアンドリュースを訪れていた頃、よく町の中を散策していました。近代ゴルフコース設計の祖とも言われるトム・モリス親子のお墓参りに行ったり、数百年前からあるゴルフ居酒屋に行ったり、とセントアンドリュースの町の隅々まで歩いていたのです。そんな中、オールドコースの東側、R&Aの建物から歩いて数分のところに、北海に面した哲学の道、というのがあります。海沿いの遊歩道になっているのですが、そこをセントアンドリュース大学の学生達が、赤いマントを着て、片手には分厚い本を持ち、散策するのが日課になっている道なのです。この町はゴルフの町、そしてアカデミックな大学の町というのが特徴になっているのですが、その象徴的な道なのです。そんな哲学の道をあのお二人が歩いていたと思うだけで、なんとなく懐かしく、またお二人が在学中のころは、三平も毎年この町を訪れていたころで、もしかしてこの道ですれ違っていたかもしれないのです。
 それにしてもあの赤いマントの学生達は、本当にかっこよかったですね。ゴルフバカの三平が唯一思い出すアカデミックな思い出です。
 先日のニュースを聞いて懐かしかったのでご紹介しました。

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