続・これが日本の実力なのでしょうか? 2010年11月8日月曜日 17:22

 前回は女子の例をご紹介しましたが、昨日中国上海にあるシュウシャンインターナショナルGCにて開催されたWGC・HSBCチャンピオンズでは、イタリアの新鋭モリナリがウエストウッドを振り切って優勝しましたが、日本勢は、池田勇太の30位が最高。続いて34位の宮本勝昌、石川遼は41位に終わりました。世界ランキングの50位には誰も入っていない日本勢の成績ですが、実力はこんなものなのでしょうか?シュウシャンインターナショナルGCには、ボギー三平も2度行っています。取り立てて難しいコースではありません。日本のホウライCCやゴールデンバレーGCのほうがはるかに難しいコースです。しかしながら真の実力はこの程度なのでしょうか、我々ゴルフファンとしては、複雑な心境になります。
 ボギー三平はいつも思うのですが、トーナメントはやはりもっと難しいコースでやらないと日本選手の実力が上がらないのではないでしょうか?石川遼のドライバーは、飛ぶけど曲がるのでラフをかなり低くしているなどとトーナメント関係者からの話しもあります。これが事実なら本人のためには、逆ではないでしょうか?
 先々週日本シニアオープンが兵庫県の鳴尾GCで開催されましたが、どうしてこのような名門でしかも難しいコースでレギュラーツアーは開催しないのでしょうか?翌日ある予選落ちしたあるシニアプロとお茶を飲んだのですが、テレビを見ている人が誤解しているのではないかと心配していました。つまり同日開催された男子のトーナメントと比べて、シニアのほうのスコアが悪いので、レベルがかなり低いのではないか、と思われたのではないか、ということでした。そのプロは、初日6オーバー叩いたのですが、2,30位、しかし翌日は一転16オーバーも叩いた、ということでした。とにかくグリーンに小さく速い。こんなコースでいつもやっていたら自分の腕のレベルが上がるだろうな、と本気で思ったそうです。やはりゴルファーを育てるのはゴルフコースなんだ、ということをしっかりと頭に入れてほしい、と切に三平は思います。

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