偉大なプレーヤーの名言レッスンコーナー その15 2010年12月2日木曜日 14:26

   『飛距離は持って生まれたもんや。そんなもんに血道をあげとったら自分のゴルフはつくられへんで』
                             宮本留吉(1902~1985)
 宮本留吉さんは、日本プロゴルフ界の草創期を飾った日本の第一人者です。キャディーから身を起こし、身長160cm、体重60kgに満たない小柄な体格をベースボールグリップとオーバーラッピンググリップをミックスした独特のグリップで非力をカバーしていました。
 非力さをもっとも実感したのは、ハワイ、米国本土遠征の時でした。大男達の飛ばすパワーを見て、こりゃ同じ土俵で勝負したらかなわんわ、ということで、飛ばすことに努力するより、それを補う小技を磨くことに励みました。その結果、あのマスターズの創設者、球聖ボビー・ジョーンズとのマッチに勝ち、掛け金5ドルをせしめたのです。その5ドル紙幣に、ジョーンズのサインをもらったことが話題になり、それを大事に自宅に飾っていたそうです。現在は、広野GCにあるゴルフミュージアムに展示されています。
 ゴルフを始めたばかりの皆さんは、概して飛ばすことに集中して練習しますが、飛ばすことよりもっと練習しなければいけないことがたくさんあります。アイアンショットをいかに正確にショットするか、またグリーン上のパットが入らないとスコアになりません。スコアメイクをしようとしたらアプローチ、パターのほうがはるかに大事なのです。スコアカードには、スコアのみしか書かないでしょう。ドライバーの飛距離をかく欄などありません。このことを頭に入れて練習してください。

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