偉大なプレーヤーの名言レッスンコーナー その7 2010年6月11日金曜日 14:10


『ゴルフの80%は頭脳でプレーされ、筋肉でプレーするのは残りの20%である。』
                   ジャック・バーグ
 さすがに世界のメジャーを制しているジャック・バーグさんの見識ですね。以前一緒にラウンドしていた某〇〇功プロから、三平がアプローチをざっくりやった時など、「アメリカじゃな、ゴルフは耳と耳の間のゲームっていうんだよ」とよくいじめられたことを思い出します。この元となった言葉がジャック・バーグのこのコメントだったのですね。「つまりゴルフは頭でするんだよ」、と某プロの訛りのある言葉が今でも耳にこびりついています。
 ちなみにラウンド中、フィジカルな動き、身体のを使う動きは、どれぐらいあるのかご存知でしょうか?
通常ショット、パットで身体を動かす時間は、2秒ほどです。もっともゆったりとしたスウィングと言われた岡本綾子プロのスウィングでさえ、3秒までかかりません。
 ですので通常のスウィングで計算すると、スコアが100の人でも18ホール中、身体がスウィングに要する時間は5分以内、ということになります。18ホールを5時間かけてラウンドする人は、残りの時間4時間55分は、歩きながらコースマネジメントを考えるか、グリーンをどう攻めるか、どういうショットをするか、あるいはどうスウィングを修正するかなど考えることになるわけです。この間、きちんとスウィングのことを考えると上級者になれるということかもしれません。ボギー三平などは、風景を見ながらボーっと他のことを考えるか、ラウンド終了後をどこに美味しいものを食べに行こうか、などと不埒なことばかり考えているから全く上達がおぼつかなくなるわけですね。皆さんご注意を!

ラベル: