また新たなスターが誕生した女子プロ界。でも解説をなんとかしてほしい。 2010年6月11日金曜日 10:59
日本の女子プロゴルフ界は、どんどん新しいスターが登場しますね。先週優勝の甲田良美プロは、昨年プロテスト合格の新人です。それがさわやかにデビューしたかと思うといきなり優勝。また美人でスタイル抜群となると人気上昇は間違いなし。高校時代ソフトボールの選手を経験し、その後ゴルフ場で研修生を経験して4度目のテストで合格。苦労を積んでの合格、そして優勝だから喜びもひとしおでしょう。順調に育ってほしいものです。それにしても女子プロ界は、つぎつぎとスターになる要素を持つプロが登場します。13歳の高橋恵さんも中学生ながら並みいるプロを蹴落とし予選通過。こちらも次代の女子プロ界を背負う人材になりそうな予感がします。横峯さくらプロや古閑美保プロなどもうかうかしていられないほど新人が育ってきますね。ゴルフファンにとってはうれしい話です。
ただちょっと気になるのは、テレビの解説です。今回これほどの新人が頑張っているのに、きちんと事前に取材などしているのでしょうか?と疑われるような解説でした。プロ経験者ながら、もっと言葉使いなど、きちんと勉強してから解説してほしいです。最終日の終盤の3ホールあたりでのパッティングの場面、残り7.8mのバーディーパットを解説する際、「ここは入れたいのかどうかわかりませんが・・・」などというような意味不明の発言をしていましたが、終盤3ホール残し、接戦で来ているのに、入れようと狙わないプロはいるのでしょうか?この発言を聞いて、何を解説しているのだろうか、と疑問になってしまいました。テレビを見ているファンは、ここは、優勝を意識した場面でのこのパットはどんな心境でいるのだろうか、とかグリーンの状況をもっと観察して説明するとか、はずした場合の心境、試合展開など、知りたいことはいっぱいあります。ボキャブラリーもない、言葉使いの知らない、これでは盛り上がりません。やはりせっかくスター候補が登場しているのですから、期待しているファンをさらに盛り上げるような解説をしてほしいですよね。テレビ局はやはりアナウンサーだけでなく、解説者の研修ももっとやるべきだと思います。
ラベル: 雑記録