やっと現れたゴルフの味方 2010年6月11日金曜日 11:25

 今週福岡県広川町の渡辺町長が、町議会で平日に開催されたゴルフのコンペに参加したことを追及されたそうです。しかも主催者は、町が発注した工事の受注業者。この追及に町長は、「案内があればスケジュールが空いている日に限り、平日でも参加することは問題ないでしょう、さらに町の職員とも有給休暇を取ってゴルフにも行きましたし、今後も慰労を兼ねて行こうと思っています。」と答弁したのです。また「土日はプレー代も高いし、業者と意図的なことがあって行ったわけではないし、商工会や青年部などの関係者もいたし、スケジュールが空いているなら参加は問題ないと思います。一般町民から誘われても行きますよ。」という答弁をしたのです。
 これはボギー三平から見れば、久々の快挙です。日本社会は、ゴルフというとどんな時でも公的な役職の方は、やれ問題だ、遺憾だ、とただゴルフをしただけでも非難轟々となってしまいます。世界で最も歴史の古い球技のスポーツと言われているゴルフの評価が下がりっぱなしなのです。世界各国を見渡せば、大統領主催のトーナメントがあったり、国王が必ず出席する大会もあったりと、公的なイベントとして認知されている敬虔なスポーツなのです。ゴルフ場でプレー後その場で声明を出した大統領もいました。
 日本ではゴルフをしていただけで不謹慎だとか、職務への意識が低いだとか、ひどい扱いです。しかし自分が行く時は嬉々として行く姿も見受けられます。
 この国のゴルフはいったいどういう存在なのでしょうか?人格形成にも貢献でき、人間のコミュニケーションにも役立つ。もちろん健康、親子の会話にもこれほど役立つスポーツはありません。親子3代で一緒にできるスポーツはゴルフ以外にないのです。
 しかしこの渡辺町長がやっと一矢を報いたという答弁をしてくれましたね。
 この答弁を全国の皆さんが理解してくれることを期待したいと思います。

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