偉大なプレーヤーの名言レッスンコーナー その6 2010年5月31日月曜日 14:53


 「なぜパットの練習はおろそかにされるのだろうか?」
    ジャック・バーク(1923~)

 ゴルフはボールをカップに入れるゲームです。あなたの14本のクラブの中でボールをカップに入れるのはパターだけなのに、なぜパットの練習をおろそかにされるのでしょうか?
「ドラーバー・イズ・ショー パット・イズ・マネー」ということわざがあります。それだけパットは、スコアメイクの上で、大切な要素だということです。そのことを、マスターズや全米プロなどメジャーにも優勝している名プレーヤーのジャック・バークが多くの人の練習を見ていてある意味苦言を呈しているのです。
 どれぐらいパターが重要か、それはスコアそのものを分析すると良く理解できます。
 たまたま18ホールでパー72のコースでパープレーするとしたら、パー4ならショットは2でパットも2、パー5ならショットが3でパットが2で、ショットが1つ多くなります。パー3では、ショットが1にパットが2とパットが1つ多くなります。つまりパー72ならば、ショットが36、パットも36と半々になるわけです。またドラーバーショットは、パー3の4ホールを除く14ホールでしか振らないことになります。それに対してパットは36回も打つことになるのです。練習場に行くとドライバーばかり練習している人がいますが、スコアメイクするのは、36回も打たなければいけないパットのほうです。
 これだけパットが重要なのになぜパットの練習は一番後回しにされるのでしょうか?とジャック・バークが皆さんに疑問を投げかけているのです。
 家の絨毯でもいいですから、毎日5分でもボールを転がしましょう。スコアメイクにはきっと役立つと思いますよ。

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