過去仕事をしたことのあるプロが活躍するのはうれしいね。 2010年6月17日木曜日 12:58

 このところのトーナメントで、男女とも仕事を一緒にしたことのあるプロ達が活躍。テレビを見ていると自然と応援していました。
 先週の女子プロトーナメントのサントリーレディースでは、飯島茜プロと馬場ゆかりプロが優勝争いを演じました。最後の最後まで接戦となり、見ごたえ十分の戦いでした。飯島選手が最後に振り切り、優勝インタビューの涙が、その激闘を物語っていたと思います。
 この飯島選手、馬場選手の二人とも、2年前に茨城県サミットGCにて開催したテレビマッチの出場者でした。サミットGCの15周年記念大会で、大御所の岡本綾子プロと一緒にボギー三平もプロデュースしたのですが、4人の女子プロによるテレビマッチで、一ホール一ホールに賞金を設定し、それを獲得していく、というホールマッチでした。組み合わせもホールによって変わり、見ているほうは面白いのですが、やるほうは、大変だったと思います。二人ともどんな要望事項にもいやな顔ひとつせず、応じてくれ、いい番組となりました。
 その思い出の二人がこんな優勝争いをするなどとは思ってみなかったので、二人のワンショットワンショットに一喜一憂していました。でもいい戦いでしたね。こんな戦いをしていたら間違いなくファンが増えていくと思いました。
 その前週、男子の日本ゴルフツアー選手権では、以前スコットランドのセントアンドリュースで一緒にプレーした宮本勝昌選手が優勝しました。これもうれしかったですね。彼は昨年までツアー選手会の会長を務め、試合どころではなかった時期もあったようです。ある意味復活の優勝です。セントアンドリュースに行ったのは、1998年ダンヒルカップのプロアマでした。三平がディレクターを務めていたのですが、たまたまプロアマに出場することになり、世界各国の代表選手と一緒にチームを組んで対抗戦となり、三平は宮本勝昌選手のチームに入ったのです。世界のゴルフの発祥の地と言われるオールドコースにお互いに緊張しながら一緒に回り、三平は彼のゆったりとしたスウィングに見惚れながらラウンドしていました。ゴルフのマナーもしっかりしていて、さすがに尊敬されるプロのように思いました。
 結果は11位、あのタイガー・ウッズ選手のチームが2位ですから、なかなかのものだったと思います。その宮本選手が久々に優勝争いをしていたのですから、これは見逃せませんでした。圧勝という感じの優勝でしたので、あまり緊張もせず、優勝を決めたパットの時は思わず拍手していました。
 こんなテレビ観戦もたまにはいいですよね。

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