羽川プロ、シニア初優勝! 2011年7月11日月曜日 16:24

 我らが、羽川豊プロが、シニアトーナメント初優勝を飾りました。今年のシニアツアーの初戦、トータルエネルギーカップ・PGAフィランソロピーシニアトーナメントにおいて、佐藤剛平プロとプレーオフの末、なんと20年ぶりという優勝を飾ったのです。最後に優勝したのが、1991年の静岡オープンでした。三平は、ゴルフダイジェストの記者より電話をもらい、この吉報を知ったのですが、早速本人にお祝いの電話。開口一番「やっと優勝しました、いやあ長かったあ。」と絶句。そうでしょうしょうでしょう、最後の優勝以来、イップス病にかかり、パットが入らなくなった、といいます。日本学生選手権4連勝の偉業を打ち立て、鳴り物入りでプロ入り後、すぐ日本オープンで優勝、そしてマスターズに招待され15位。その後も優勝を続け、順風満風の活躍をしていたのですが、突然のイップス。この間、本人もつらかったと思いますが、そこは明るく前向きの人間性、周囲にはその苦労を顔には全く出さなかったのです。その後誰からも愛される人間性ゆえ、テレビ解説者などに引っ張りだことなったのです。毎年歯切れのいい解説で、好評を得ているのですが、そこはやはりプロ。様々なゴルフの仕事をつづけながら、捲土重来、復活を絶えず狙っていたのです。昨年中尺パターに切り替え、「これでいけそうな気がする」など言っていました。
 これでまた今週の全英オープンの解説もノリノリの解説になるのではないでしょうか。

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