偉大なゴルファーの名言レッスンコーナー その24 2011年7月1日金曜日 12:28

『ゴルフに急速の上達はないが、しかしいつ始めても遅すぎることはない』

                ダグ・サンダース(1933~)


 ゴルフは1日1歩、または1歩下がって2歩進む。そんな性質を持つゲームなのです。たとえ美しいスイングをもっているからといって、それが必ずスコアアップにつながると限らない。美しいスイングは“手段”ではあっても全てではありません。
 だからといって、いつ何歳から始めても遅すぎることはないという不可思議な面も持っているのです。2年前、60歳にならんとするトム・ワトソンが世界のメジャー、全英オープンに勝ちそうになる、そんなことは野球や他の球技では絶対起こりえないことです。
 サンダースはファッショナブルなスタイルで人気を博しましたが、「テレホンボックススイング」という小さな速いスイングを、貧乏な子供の頃から独自の努力でつくりあげた人でもあるのです。苦労人だからこその「言葉」、年齢遅くして始める人の希望になる「言葉」でもあります。

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