偉大なゴルファーの名言レッスンコーナー その22 2011年6月15日水曜日 11:02

みんなストレートボールばかり練習するけど、なぜ曲げる楽しみを練習しないのだろう?
                      岡本綾子(1951~)

 練習とは何だろう?という本質的なことを問う言葉のような気がします。岡本は若い後輩達がナイスショットばかり求めることに、あえて反問したのです。
 練習とは曲がる(曲げる)球、多くのミス球をわざと打つことによって、ナイスショットもみえてくるし、何よりどう打てば曲がる(曲げる)スイングのメカニズムが理解できるのです。スライスはこうバックスイングすれば、曲がりの度合いも違ってくる・・・などの自分のスイングのメカニズムが見えてくるはずなのです。結果、スライスなりフックなりを打つことによって、ストレートな球が打てるようになります。
 ナイスショットはコースで求め、練習では曲げる球を追求する。こんな理解でいいと思います。

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