偉大なプレーヤーの名言レッスンコーナー その18 2011年1月26日水曜日 13:34

『ラウンド中、チェックするポイントは一つに絞ること、たった一つでいい』
   ケリー・ミドルコフ(1921~1998)

 ミドルコフは、歯医者さんからプロゴルファーになった変わり種です。全米オープンに2度優勝、全盛はやはり1956年、マスターズで、あのベン・ホーガンに8打差も付けて優勝した時でしょうか。
 そのミドルコフがいつも心がけていたのが、この言葉の練習法です。
 ゴルフを始めて練習を重ね、そこそこ打てるようになって初ラウンドという段階になった時、練習場であれこれ練習したチェックポイントを頭に入れながらラウンドしてみようと思うでしょう。しかしアドレスやグリップ、テークバック、トップとチェックポイントが流れていくうちに、アドレスで固まってしまい、筋肉は硬直し、空振りさえ出てしまったなどという経験はありませんか?
 そうなのです、年齢も遅くから始めたアマチュアの皆さんの要注意ポイントです。あれこれチェックするのは練習場で行い、ラウンド中は、ひとつ絞ってチェックする、プロ入りが遅かったミドルコフの経験から来る名言です。練習もあまりしないクセにチェックポイントだけはいっぱい頭にイメージしてラウンドする三平にとっては頭の痛い言葉です。

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