青木プロと飛行機から見た阪神淡路大震災 2011年1月17日月曜日 12:20

 ちょうど16年前の今日、1月17日、三平は青木功プロと一緒に飛行機でフィリピンに向かっていました。
ヨーロピアンツアーの第1戦のジョニーウォーカークラシックに参戦するため成田発のJALに乗っていたのです。その日早朝神戸では大変な地震に見舞われていたのは我々も知っていましたし、成田に集まった際の最初の会話でした。
 その成田から飛び立った飛行機はたまたま神戸の上空を通ったのです。それがわかると窓から二人して乗り出すように眼下の様子を必死に見たのです。数千mの上空とは言え、悲惨な状況がよく見えました。あちこちの住宅から、炎と煙が充満している様子がわかり、何ともショックでした。
「ひでえな、なんでこんなことになるんだ?」と横にいた青木プロの目から大粒の涙が落ちたのを今でも鮮明に覚えています。「あのあたりにダンロップの本社もあるよね?」とか「とんでもないことが起こってしまったな」「空の上にいるから何にもできないけど、どうしようか?」などと話しながら何か考え込んでいました。
 そしてマニラに着き、そのまま開催コースに着いた途端、青木プロは小さな段ボールの箱を持ち、各参加選手達がいるロッカールームに消えたのです。この段ボールをどうしたかというと、彼は地震募金集めをしていたのです。
当時のこの大会への参加者と言えば、グレッグ・ノーマンやニック・ファルド、イアン・ウーズナム、フレッド・カプルスなどそうそうたるメンバーでした。その彼らからドル紙幣を一杯寄付してもらい、段ボールに詰め込んでいたのです。
 あれから16年にもなるんですね。2度と起こってほしくない震災です。

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