いよいよ実力者が勝ち始めた。池田勇太、全美貞 2010年9月21日火曜日 13:31

 ゴルフトーナメントの世界もいよいよ賞金の高い秋のシーズンに入りました。気温は一向にさがらず、プレーする選手そしてコースコンディションを整備するゴルフコースのスタッフは大変ですが、見ているほうは、これだけ熱い戦いを毎週見ることができるのでうれしいですね。野球もそうですが、デッドヒートでどちらが勝つかわからない、という試合は実に興奮するものです。野球もセ、パとも混戦で面白いし、ゴルフ界も石川遼、薗田峻輔、池田勇太の3人のデッドヒートは実に面白い。女子も横峯さくらを中心に、古閑美保、有村智恵、諸見里そして実力者の全美貞が絡んでくると見ごたえがあります。
 そしてコースが難しくなるとさらにこれらの実力者達が実力を発揮してくるのもゴルフです。コースが難しければ難しいほど、男子はたぶんこの3石川、薗田、池田の3人が出てきます。先週の輪厚がそうですし、女子もマンシングカップの開催コース、南愛知CCもそうです。女子は、結局全美貞が優勝したように、タフで
ハザードも厳しい南愛知CCでは、精神的に安定していて、各ショットとも安定感のある選手が優勝すると予想していました。実は、この南愛知CCは、岡本綾子プロが設計監修し、工事中三平もお手伝いしたコースなのです。知多半島の海に突き出た半島ですので、風も強く、ヤマモモなどの常緑樹がふんだんにある風光明媚なコースです。
 男女とも、やはりプロのトーナメントですがら、プロの持つ最高の技を引き出すコースでの開催が絶対条件のように思います。各選手個々の真の実力を発揮できる環境を提供したい、という願いを込めて開催コースを決めてほしいですね。
 いずれにしても毎週楽しみが増えたゴルフトーナメントの世界になってきました。

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