世界的に強くなった日本の女子プロ選手達 2010年7月26日月曜日 17:20

 フランスで開催されていた米国・ヨーロッパ共同ツアーのエビアンマスターズで、日本選手が何と15人も入賞しました。これは過去男女合わせても、これだけの人数の日本選手が海外のビッグトーナメントに入賞したのは初めてのことではないでしょうか?しかもベスト10に3人、ベスト30に4人と予選通過者全79人の中でも上位半分に7人も入るというのは快挙だと言っても過言ではないでしょう。さらに韓国系の選手が、17名も入りました。両方合わせると32人。全選手のうち約半数近い選手たちが、日本と韓国の選手ということになります。これもすごいことですね。どこの国の大会かわからなくなってしまいました。とにかく欧米の選手を凌ぎ、著しくレベルアップしていることがわかります。
 あとは、日本、韓国はゴルフでは歴史的に新しい国ですので、全英女子オープンが開催されるロイヤルバークデールのようなリンクスコース、つまり風との戦いや自然の中で出来上がったポットバンカーなどの攻略方法などに苦手意識があります。つまりこれは日本のコースのように内陸的なコースでしかプレーしていないということで経験不足ということになります。
 ですので日本のコースももっと自然との戦いを強いるコース設計、あるいはグリーン、バンカーなどをもっと難しい設計にするとすぐにでも世界のメジャーで優勝する選手が出てくるのではないでしょうか?やはり日本の多くのコースが、接待コース、つまり割といいスコアが出るような設計にしていることが世界で通用する選手の出現を遅らせているような気がします。現状では、海外で通用する選手になるには、海外のコースをいかに多く経験するか、ということにかかっている、と言っても過言ではないでしょう。
 そうなると世界のゴルフ界も大きく変わるような気がします。ゴルフ界の近未来をボギー三平も予想し、日本のゴルフ界を一日でも早くグローバルスタンダードに押し上げてみたいというのが長年の夢でした。すいません、まるで坂本龍馬にでもなったようなコメントでしたね。失礼しました。ちょっと昨晩の夢を語ってしまいました。お許しを。

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