やはりハワイのゴルフが楽しい 2010年7月14日水曜日 16:46


 今週はセントアンドリュースにて全英オープンが開催されます。荘厳な雰囲気の中、テレビを見ているゴルファーも歴史の重みと自然との戦いを強いられるプロ達の熱い戦いを楽しむことになります。
 一方、楽園ゴルフと言われるハワイでのゴルフも忘れられません。短パンにポロシャツでカートに乗り、ヤシの木の木陰に行ったボールを簡単にグリーンに乗せたり、とセントアンドリュースでの厳しい自然との戦いを強いるゴルフとはまた趣が全く違うゴルフとなります。
 不肖ボギー三平は、どちらも20回近く行っていますので、どちらのゴルフも好きです。セントアンドリュースのゴルフは、ゴルフ発祥のコースから打ちのめされることに快感を感じますし、ハワイのリゾートゴルフはガンガンクラブを振り回す快感を得られます。こういうと比較すること自体間違えているかとも思いますが、意外とそうでもないのです。数年前にハワイ・オアフ島のタートルベイというコースで米国シニアツアーが開催され、そのプロアマに招待された時のこと。ノースショアののんびりしたところにあるコースなのですが、意外と手ごわく、風がかなり強く吹くのです。最も厳しいホールが、17番パー4。海に向かって打つのですが、グリーンの手前がバンカーだらけ。20個近い数のバンカーがあります。風を正面から受けながら、このバンカーをかわすのに一苦労します。ここだけで10なんてスコアを叩くのも不思議ではありません。
まるでセントアンドリュースの地獄のバンカーがある14番ホールを思い出します。その時にご一緒したのが、林征男さん。地元ハワイで、ゴルフ場への送迎サービスを行う会社を経営しています。
お話を伺うとこんなビジネスによく気がついたな、と思うような観光客の強い味方のビジネスです。元旅行代理店にお勤めで、それからこのビジネスを行うべく会社を買収し、KATO GOLF TOURSという会社で現在に至っています。つまりハワイでゴルフを楽しみたい観光客のために、ハワイの全ゴルフ場の予約から送迎、案内を行う非常に便利な会社なのですね。しかも安い。私も何人かご紹介させていただきましたが、ご紹介した人達からは一様に感謝されています。クレームも一切なく、ほとんどがリピーターになっています。それも林さんの人柄ににじみ出ている会社だからなのです。
 プロアマでご一緒した際も、18ホールずうーっとゴルフ談議でした。さらに夜になっても続きました。冒頭のセントアンドリュースとハワイのゴルフ場の違いなども当然のごとく林さんから質問が来ました。どちらがいいですか?と。三平はできることなら、どちらにも毎年1か月づつゴルフをすることができたら、この上なく幸せですね、と答えたのですが、でもやっぱり林さんのようなゴルフの友がいるところも無性に行きたくなるのがゴルファーたるゆえんかもしれません。ゴルフは友を作りますから。

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