宮里藍ちゃんにもう1回期待したい。 2010年5月3日月曜日 14:58


 遼君の世界最小記録で日本のゴルフ界が話題沸騰している中、メキシコから藍ちゃん優勝、というまたすごいニュースが入ってきましたね。うれしいですね。実は、ボギー三平が、あるクラブの会報に「藍ちゃんは、3年後から勝ち始める」予言したことがあるんです。その理由は、日本のコースと海外のコースは、グリーンがかなり違うんです。セカンドショット、いやティーショットからグリーンのピンポジションの位置を意識してショットしないとバーディーが取れないんですね。プロは、バーディーと取っていかないと話になならい。
そういう意味で、欧米のコースのグリーンに慣れるのは、3年ほどかかるのではないかな、という予想だったのです。昨年1勝、そして今年はもう3勝です。
 まさにその通りになったのです。藍ちゃんが米国に行ったばかりの頃は、お酒の席でなぜかゴルフ仲間の悪友達にずいぶん絡まれました。「優勝しないじゃないかよ」と。全くこんな絡まれかたは、意味不明なんですが、みんな藍ちゃんの優勝を期待していたんですね。でも三平は「3年待ってよ、必ず勝つから」と言い続けてきたんです。
 その通りになって本当にうれしいですね。
 しかしこれで満足していてはだめです。やはり米国本土のコースで勝たないとまだまだ評価されないんです。それだけ米国本土のトーナメントコースは、すごいんです。何がすごいって?やはりコースマネジメント、体力と攻略法を頭で考えて攻めないとなかなかバーディーが取れない。距離もあり、ちょっと曲げるとラフがきつい、グリーンをはずせば、簡単にリカバリーができない。そんな設計になっているんですね。
 ボギー三平のブログの最初のほうに、小平尚典カメラマンの米国のコースの写真が載っていますが、みんなこんなコースなんですね。自然との闘いを強いられ、グリーン周辺のハザードに苦しめられ、グリーンのアンジュレーションの曲がり方に苦しめられるんです。
 この米国のコースで開催されるトーナメントに優勝してこそ、藍ちゃんの評価が上がるんですね。頑張れ藍ちゃん。

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