マスターズの話は尽きない 2010年4月18日日曜日 18:33


 4月17日は皆さんどう過ごされていましたか?東京周辺は、41年ぶりの雪で大混乱していました。一番混乱していたのは、ゴルファーの皆さんだったのではないでしょうか?朝早く出たのはいいのですが、東北自動車道、常盤自動車道は通行止め、逆の山梨県のゴルフ場のフェアウエイには、は何と15cmの雪が積もっているというつれない返事。待ち遠しかった久しぶりのゴルフも雪の洗礼を受けてしまいました。そのまま家に帰っても、「だから言ったじゃない」とカミサンから笑われるのがオチ。しょうがない、時間をつぶすしかない、と入ったのがファミレス。いるはいるは同じような4人連れ。と、座った瞬間耳に入ってきたのが、やはりマスターズの話。「タイガーのあのパットはないよな」「それにしても50歳のカプルスと60際のワトソンがすごいね」「なんであんなに韓国勢がつよいんだろうね、チェキョンジュのショット見た?4位だぜタイガーと一緒に」などなど。なるほどみんな見てますね、朝早くから。終わって1週間過ぎようとしているのに、まだこんなに皆さんの頭にこびりついているんですねえ、あのマスターズのシーンが。
 そんなこと言いながら、ボギー三平も同じでした。実を言うと、ずうーっと頭から離れなかったショットが
3つありました。
 一つは、3日目、ミケルソンの14番ホールのセカンドショット。150ヤード弱のグリーンへのショットが、グリーン真ん中にに乗ったかと思うと、右下にあったピンの方向にゴロゴロ転がって、カップイン。この後15番ホールもイーグル、16番もあわやイーグルというショットでバーディー。何とこの3ホールで、5アンダーも稼いでしまったのですね。
2つ目は、ミケルソンの3日目の18番サードショット。グリーン左横にはずしたミケルソンは、グリーンから5ヤードぐらい左の凹んだ部分から、エッジから7,8ヤードのところにあったピンをめがけて果敢なロブショット。グリーン横にも関わらず、大きなスイングでどーん、と地面を打ったショット、ピンよりちょっと高いぐらいの高さから放物線を描いたかと思うとピンそば1mぐらいのところで見事に止まってパー。世界一のロブショットと言われる神業が大事なところで出ましたね。
3つ目は、ミケルソンの13番ホールセカンドショット。ドライバーを右の林の中に入れ、木の間の隙間1mぐらいのところ、しかもボールの下は、芝ではなく、松の葉だらけのライ。ここから230ヤードほどのクリーク越えのショットをアイアンで狙ったのです。アーメンコーナーの最もハイライトとなる13番パー5.ここを何とピンそば、5mほどのところに2オン。難なくバーディー。
 この3つのショットは、今でも夜フトンに入った瞬間鮮明に目に浮かんできますね。思わず足でフトンを蹴っ飛ばしてしまった夜もありました。
 間違いなくボギー三平が選ぶ2010年マスターズのベストショットでした。全部ミケルソンのショットでした。ミケルソンが優勝するわけですね。
 マスターズの話は、まだまだ尽きないのですが、日本のトーナメントも始まりましたので、このあとは、他の話題と取り混ぜてご紹介したいと思います。

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