今年もすごい戦いだったマスターズ 2012年4月9日月曜日 13:24

今年のマスターズは、過去75回開催の中で13回しかなかったプレーオフにもつれ込み、米国のババ・ワトソンが2ホール目に、ルイ・ウエストハイゼンを下して初優勝しました。感動の優勝シーンでした。ウエストハイゼンが、2番ホールでダブルイーグルを達成、トップに立ち、最後までミケルソンやマット・クーチャーなどの猛追を受けながらもトップをキープ。しかしババ・ワトソンだけが、こまめにバーディーを積み重ね、いつの間にかウエストハイゼンに並んでいたのです。プレーオフ最後のホールでは、二人ともトラブルショットとなり、リカバリーショット同志となりましたが、数十ヤードも曲がるフックボールで見事2オンしたババ・ワトソンに軍配があがりました。マスターズはいつの大会も手に汗を握るシーンの連続です。神様が付いていた選手が優勝するのか、あるいは、スーパーショットを出した選手が優勝するのか、最後の最後まで目を離せない試合展開となるのがマスターズの魅力です。今年も最後までテレビの前から動けませんでした。それにしてもすごい大会ですね。素晴らしいコースセッティングがそうさせるのか、76年という歴史がそうさせるのか、世界の選ばれた選手の闘いだからなのか、すごい大会でした。この大会の魅力の分析はまた検証して行きましょう。

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