偉大なゴルファーの名言レッスンコーナー その38 2012年1月31日火曜日 11:16

『スタンスはグリップの握りと同じくらい重要なものだ』
                          ウォルター・ヘーゲン(1892~1969)
ヘーゲンの時代には「グリップはスイングの基本」というのが常識でしたが、スタンスの重要性をいう人は、まず、いませんでした。今ではグリップを基本という人は少なくなりました。その理由は、古今東西の名手・名人たちは誰1人として同じグリップをしていないからです。それならば基本とはいえず、球筋の個人の好みによって握ればいいというふうになってきたからです。対してスタンスの広さはドライバーで「肩幅」、というのが現在の基本といえるでしょう。ヘーゲンはワイドな広さにしていました。上半身の捻りに負けないくらいの広さで、下半身を安定させるといういう意味があってのことです。ヘーゲンが飛ばし屋だった原因がここにありました。スタンスなど下半身に関心を持った魁(さきがけ)といえるでしょう。

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