偉大なゴルファーの名言レッスンコーナー その41 2012年3月21日水曜日 14:24

『ボールをカップにジャストタッチで打てば、入り口は4つもある。
 すなわち、カップの正面、後方、左右・・・。』
                           ボビー・ジョーンズ(1902~1971)
球聖と謳われるジョーンズは、数々の至言を遺していますが、パットでの秘訣を表題のように述べています。「届かなければ100年たっても入らない」といわれて、強めのパットがベターという人もいます。日本ではパット名手・青木功がそうでした。ホールの向こう側にぶつかるほどの強さで打てば、曲がるラインでも直線に近く狙えるからだというのが主な理由です。しかし、ジョーンズは強く打つことで返しのパットをミスし、怒りをコントロールできずに、表題の「言葉」に至ったということです。昨年末、亡くなりましたが往年「グリーンの魔術師」と呼ばれた杉原輝雄も球聖の意見に与していました。杉原と青木のグリーンの闘いは、お互いの特徴がぶつかって、そりゃ試合を沸かせたものでした。

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