ついに今年のツアーが終わった。 2011年12月5日月曜日 13:24

今年のツアーも男子のJTカップを最後に男女とも終了しました。最後は、藤田が最終戦らしく大逆転劇を演じ優勝、ゴルフファンを沸かせました。石川遼や池田勇太、あるいは女子の有村智恵、横峰さくらなどのファンにとっても、最後までやきもきさせ、最後はため息、という感じだったのではないでしょうか?
 石川はいまいち歯切れが悪い1年ではなかったでしょうか。最終のJTカップでも、さあこれから逆転するぞ、という最後のふんばりどころの14番でボギー。イーグルが必須の17番では、ドライバーが右に大きくそれテレビカメラにあたって30ヤードほど戻るなどのアクシデント。どこかやはりおかしいです。そんな意気消沈する場内を一変させたのが、17番藤田のイーグル。この日の後半のパー5は2ホールともイーグルというタイガーばりの猛追を見せ、プレーオフ。追われる立場だった谷口が18番ホールで1m弱のパーパットを外すという信じられないことから起こった逆転劇ですが、こうなると追うものが強い。谷口は追われる立場のプレッシャーからか、最後はグリーンを大きくはズし、万事窮す。最後の最後までわからないのがゴルフという言葉を実践してみせた、という最終戦でした。
 さてこんな最終戦でしたが、なぜこんな最終戦で今年のツアーが終わったか、この後何回かに分け、今年のゴルフを総括していきたいと思います。それにしても藤田の優勝は見事でした。

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