偉大なゴルファーの名言レッスンコーナー その28 2011年8月4日木曜日 10:01

『3オン1パットのパーでも、スコアカードには4としか書かない』

               中部銀次郎(1942~2001)

中部は日本アマを6回勝ち、プロ・トーナメントでもアマの身で勝利していますが、「バーディはプロのもの。アマはいかにパーをセーブするかが命」というのが口ぐせでした。だからプロはパーオンが必定になりますが、アマは3オンで十分。こう考えるとトラブルになったら必ず安全なところへ出すなどする“余裕”が出てきます。うまくして次打で寄せればアマの理想であるパーがとれるかもしれない・・・。中部はこういう考えかたでした。こうしてとった見栄え悪いパーも、パーオンしてとった綺麗なパーも、結局同じパー。3.5とも4.5のパーともスコアカードには書きません。スコアカードに書く「4」を知ること。これがコースマネージメントという概念を知ることにもなるわけです。

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