ゴルフは何が起こるかわからない 2011年6月6日月曜日 17:00

 ゴルフというのは本当に最後までわからない。リゾートトラストレディース最終日、16番まで3打差、17番終わったところでも2打差。安心はできないとわかっていても、ほとんどの人は、大城さつきのショットを見れば、もう優勝は決まりだろう、と思ったはずです。しかし17番で1mのパットをはずし、18番でピンを狙ってグリーンを外し、寄せもサンドウエッジでトップ気味に入り、グリーンの反対側へ。三平がよくやるパターンですが、彼女も最後の最後で出てしまったミス。聞くところによれば最終ホールだけクラブの選択を自分でやったとか。キャディーは9番アイアンを渡そうとしたようですが、自分は8番アイアンを持ってピンをデッドに狙ったところがポイントでした。でもいい根性していると思いますけどね、最後まで攻めるという精神は。きっと彼女は強くなりますよ。21歳ですからこれからです。
 逆に横峰さくらは、こういう星の元に生まれたのでしょうね。たなぼた優勝ですが、でも彼女も攻めて、スコアも伸ばしていましたから、前向きの姿勢に神様がご褒美をあげたのでしょう。スコア提出所ですれ違ったところでお互い軽く会釈していたようですが、勝ったほうもつらいでしょうね、あの場面は。でも両方とも立派でした。二人をほめてあげたいですね。

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