身障者ゴルファーとの楽しいゴルフ 2011年5月9日月曜日 17:28

 何を隠そう、ボギー三平は、身障者ゴルファーの協会、NPO法人ジャパンハンディキャップゴルフ協会の理事長を仰せつかっています。片腕の人、片足の人、盲目の人、ろうあ者、脳梗塞で倒れた方(片麻痺の人)など様々な障害を持つゴルファー達が、楽しくゴルフをする会を設立したのです。昨日設立4年目に入り、設立コンペを開催しました。
 設立して間もないころは、見ていて三平も涙が出たりしたのですが、皆さんいつも元気で明るいゴルフをする人たちばかりなので、三平も楽しんでゴルフをしています。中にはなんと18ホールを70台でラウンドし、健常者と戦ってクラブチャンピオンになっている人もいます。この身障者は右手が肘下からなく、義手です。でもドライバーで260ヤード飛ばしますし、アプローチ、パットともプロ顔負けの技術を持っています。数年前、全米の大会に出場し、3位にもなっています。また全盲の方がいるのですが、奥様の介助でプレーし、なんと18ホールで100を切るスコアを出します。何にもハンディがない三平もびっくりです。こちらは世界ブラインドゴルフ選手権大会で準優勝という輝かしい戦績を残しています。もちろんこういう人たちばかりではなく、ハーフ60前後でラウンドする人たちもいます。でも彼らはプレーも早く、マナーも全く問題ありません。一番いいのは、本当に明るいことです。障害者になるまでに、かなり厳しい経験をしてきていますので、逆に人生に前向きになっている人たちが多いように思います。これが非常に大事なことのように思います。ゴルフを始める前は、何事にも消極的で、人と話すことも不得意だったと皆さん言います。これが思い切ってゴルフを始めたら、他人とワイワイすることが楽しくなり、何事にも積極的に取り組めるようになった、と異口同音に言うのです。ゴルフをやって本当に良かった、としみじみ言います。
 これを聞いて三平もうれしいですよね。この協会の目的は、なんのことはない、単に楽しくゴルフをするだけなんです。楽しくゴルフをして元気に過ごす、そしてお互い助け合い、ゴルフで人生を謳歌するところまで行ければ本望のように思います。一人でも多くの障害者の皆さんに、どんどん参加していただき、みんなで活発で楽しいゴルフの会になっていけばいいかなと思っています。健常者の皆さんも大歓迎ですので、是非ご連絡ください。

ラベル: