速攻支援!青木功プロ、金庚泰プロ 2011年4月1日金曜日 15:26

 昨年の日本男子ツアーの賞金王・韓国の金庚泰選手が、なんと現金1000万円を東日本大震災復興支援金として持ってきました。マスターズに向かう途中、日本に立ち寄り日本ツアー機構を通じて寄付をしたのです。
さすがにやることは速い。日本の各ゴルフ団体がまだ具体的な支援を表明していないこの時期に、自分で現金を持ってきたということ自体びっくりですね。賞金王を取るぐらいのゴルファーだから、このような速攻は朝飯前かもしれません。やはり今自分は何をやるべきか、ということをすぐ判断でき、しかもすぐ実践できるということでしょう。ゴルフのプレーで培った危機管理もしっかりしているようです。それにしても頭の下がる話です。三平も脱帽です。本当に感謝ですね。
 一方毎年チャリティートーナメントを開催している青木功プロもご自分の大会を通じて、王貞治さん、日野テルマサさんと一緒にチャリティートーナメントの開催を発表しました。こういう時の行動は金プロに負けじと速い方です。現地も既に視察したという話もあり、米国ツアーに参戦してから培われた本物のチャリティーがどういうものか、ということをしっかりと理解している青木プロならではの速攻です。
 お二人とも理屈やしがらみなど関係ない、支援したいと思えば自然と身体が動く、というタイプです。ゴルフというスポーツの役割を熟知しているからこそできることです。そうですゴルフは助け合いのスポーツ、仲間を築くことを大切な目的としたスポーツなのです。
 被災地出身の三平も感謝、感謝です。

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