ゴルフは元気を贈る前向きのスポーツ 2011年4月21日木曜日 15:09
いよいよ日本のゴルフ界も本格的にシーズン到来となりました。先週男子ツアーが三重県で開催された東建ホームメイトカップで開幕し、女子ツアーも熊本の西陣レディースクラシックから再開しました。出場した全プロ選手たちも復興をどのような形で支援していくか、と胸に秘めながら戦いに挑んだように思います。
ゴルフの本質をご存じない方からは、ゴルフなんて真っ先に自粛すべきだ、という声も聞こえてきました。しかし先週の週刊ゴルフダイジェストのグラビアに掲載されていた被災地気仙沼のゴルフ場で、おじいちゃんをキャディーにしてラウンドする小学生のお孫さんがラウンドする姿を見て、東京在住の三平が勇気づけられました。そのコメントが、「電気と水がないけんどゴルフがありますから」というものでした。
そうなんです、世の中の皆さんはゴルフはぜいたくなスポーツだという認識だと思いますが、ゴルフ発祥の地では、ゴルフは生活の一部なんです。ゴルフで、日頃落ち込んだ精神を立て直す役割のスポーツなんです。つまりどういうことかというと、ゴルフは人生と同じという格言通り、各ホールには、バンカーや池、林などの障害物がありますが、この障害いかに克服していくか、障害物を人生の困難という位置づけにして、最終目標のグリーン、カップにいかにたどり着くか、ということを競うスポーツなんです。その障害をどのようにして克服していくか、というチャレンジするスポーツなんですね。だからゴルフは我々人間を大いに勇気づけるスポーツなんです。
接待や握りで勝負ばかりするスポーツじゃないんです。勇気を奮って、困難にチャレンジしていく前向きのスポーツだということをご理解していただきたいと思います。三平改めて心から再認識をお願いする次第です。
ラベル: 雑記録