偉大なゴルファーの名言レッスンコーナー その56 2012年11月3日土曜日 10:57
『ゴルフは最も簡単なことが最も難しい。それは「脱力しろ」と「ゆっくり振れ」の2つの セオリーだ』
ヘンリー・コットン(1907~1987)
コットンは当時の英国のプロとは一線を画していました。それは出身が中産階級であることと、レッスン書も執筆していますが、「ゴーストライターを必要としない唯一のゴルファー」といわれたインテリであったという2つのことです。体も硬く、才能豊かとはとてもいえず、猛練習によって自分のスイング・スタイルをつくっていった人です。その努力が全英オープンに勝ち(1934年)、救国の英雄といわれる名声を得たのです。紆余曲折、艱難辛苦をのりこえた過程から、表題の「言葉」も生まれたのでしょう。名言はまさに現在でも古びることなく、ビギナーの指針を説いているわけです。