偉大なゴルファーの名言レッスンコーナー その53 2012年9月22日土曜日 12:36

『コースの味わい方も知らない者が、パーだ、ボギーだとおこがましい限り。ワインの味が判らないやつほど泥酔して大言壮語するのに似ている』
                           ヘンリー・ロングハースト(1909~1978)
ロングハーストはケンブリッジ大学でゴルフ部主将をつとめ、ジャーナリストを経てゴルフ評論家になった人です。その評論は機知と諧謔を含んで、平凡な試合でも彼が語っただけで名勝負になったといわれたほど。イギリスでも1、2位を争うゴルフ評論家です。アマチュアイズムの権化でもあったロングハーストは、純化したゴルフを求めました。冒頭の「言葉」はワインを日本酒に換えれば、現在の日本でも通用しますね。慎み深く、虚心坦懐にプレーすることこそ、ゴルフの品位だと言ってるわけです。