偉大なゴルファーの名言レッスンコーナーその52 2012年9月11日火曜日 18:32

『どんなセッティングだろうが、全選手にとって条件は同じ。気象の不公平は、それがゴルフなんだ 』
                                トニー・ジャクリン(1994~)

1960年代は米国台頭の時代でした。メジャーはほとんどが米国勢が獲っていました。ところが1969年、全英オープンに勝ち、母国へ凱旋したのはトニー・ジャクリンでした。返す刀で今度は全米オープンも制覇して、ゴルフ本場の国民の溜飲を下げさせたのです。そのジャクリンが、トーナメントを開催するコースのセッティングへの意見をきかれて答えたのが冒頭の言葉です。メジャーにおいては難しすぎるセッテイングに不満だ出がちですが、ジャクリンは母国のリンクスが頭にあったのでしょう。リンクスでは「不公平がゴルフの公平なのだ」とよく言われます。ゴルフの本質を語った言葉、プラコンであってもその精神は全く同じなのです。