偉大なゴルファーの名言レッスンコーナー その51 2012年8月21日火曜日 11:22

『ショットを狂わすのはそのメカニズムではなく、自分のリズムの崩れである』
                                デビッド・グラハム(1964~)
グラハムは全米プロ、全米オープンを制した強豪ですが、スイングのメカニズムを追求したというより、「こころ」の在り方を重要視したプロとして知られています。ゴルフでのスキルはむろんですが、ツアーで生き抜くためには、タフな精神力が必要で、それがスキル以上のものを引き出してくれるものだと喝破したわけです。彼が1994年に著した『メンタル・タフネス・トレーニング・フォア・ゴルフ』にはスイングのことには一切触れられず、メンタルがゴルフにどう影響するかしか書かれていません。どんな素晴らしいスイングを持っていても、強い精神力がなければ活かせないと、グラハムはいってるわけです。