偉大なゴルファーの名言レッスンコーナー その49 2012年7月19日木曜日 17:56

『パットを制するものは、すべてを制す』
                          ウォルター・トラビス(1861~1927)
36歳でゴルフを始め、6年後には全米アマを獲ったいう天才、トラビスのゴルフ訓が冒頭のそれです。さらに3度目の全米アマ(1903年)は、アルミ製のマレット型センターシャフトのパターを駆使してもぎとりました。この新しいパターは『スケネクタディ』と名付け、魔法のように入れまくり、1904年の全英アマまで勝利してしまいます。初の米国人優勝に業を煮やしたR&Aはこのパターをルール違反としたほどです。スコアのパー72の半分はパットでの基準打数。あと36はドライバーなど全部含めてのものなのです。この伝でいえば、練習場でドライバーの練習ばかり血道をあげるのは愚の骨頂ともいえますね。スコアアップの最も大きな要素はパットが上手くなることにあることを肝に銘じてください。